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国立聯合大学(台湾)へ留学してきました

2023-12-26
2023-04-03

03/04〜04/01まで、台湾へ留学していました。一ヶ月近くの留学でしたが、終わってみれば本当の本当にあっという間でした。この期間でいろいろな事をしていたので、それらをまとめておこうとおもいます。もしここに書いてないことで知りたいことがあったら、TwitterのDMとかで気軽に聞いてください。

留学した理由

そもそも僕は高専入学前から海外に漠然とした興味があって、故に留学してみたいという意思がありました。しかし、入学直後にコロナとかいうやつが出てきて、単純に感染したくない等の理由からしばらく避けていました。

しかし、3年生になって少し感染が落ち着いてきたこと・まわりのコロナ感染を経験した人間の話を聞く限り、ワクチンを打っておけばまあ許容範囲と言えなくもない程度の症状に抑えられるかもしれないのがわかったこと(当然ですが、感染を許容するものではないです)・クラスの人間が夏休みに留学していたのを見て羨ましくなってしまった等の理由から、新4年の春というちょうどよさそうな時期に留学することにしました。

せっかく海外に行くなら語学ではなく研究をしてみたいなと思っており、それが3年生からだったというのも理由の一つです。今年の夏は未踏アドバンストで忙しかったので留学はできませんでしたが、契約期間が終わった春ならいけるかもと思っての応募です。

海外に行くという意味ではGCC(シンガポール)の応募もそうでした。僕としては片方行けるだけでも十分だと思っていましたが、最終的に両方に参加できて非常に良かったです。そちらの記事もよければ見てください。

GCC 2023 Singaporeにチューターとして参加しましたwatasuke.net - gcc2023-attendGCC 2023 Singaporeに応募した結果、チューターとして参加することになりました。 https://twitter.com/Watasuke102/status/1601099141286805504 自分が学ぶのはもち ...

余談ですが、台湾の人に聞かれる質問として多かったものとして「なぜ台湾を選んだのか」というものがあります。僕が台湾を選んだ直接的な理由は、学校が用意していた研修留学プログラムの行き先が台湾だったからです……。もちろんそれだけではなくて、半導体産業などの高い技術を持っているから・ASUSがあるから等も理由の内です。まあASUSの名前出して理解してもらえることあんまりなかったんですけどね……

応募について

書類を書いて面接をして終わりです。

うちの学校では、応募要件の一つに「原則としてDMM英会話を受講しているもの」というものがありました。受講してなかったので、応募を決めたその日に契約してほぼ毎日やりました。もうやめましたが、結局始めてから500分程度やった状態で応募したらしいです。渡航時点では1,675分やっていたらしいです。

まず書類を書きました。これまでに取り組んだ英語勉強と習熟度・留学で達成したい目標とそれを達成するために何をするか・帰国後の抱負を聞かれました。英語勉強はTOEICとかGTECとか掃いて捨てるほど書くことがあるので良いとして、目標と帰国後の抱負はちょっと悩みました。結果的に以下の通りにしました。

  • 目標
    • 自分が興味を持っている分野に関する研究を行う
    • 英語でのコミュニケーションおよびプレゼンテーション能力を身に付ける
    • 中国語に対する苦手意識を減らす
  • 帰国後の抱負
    • TOEIC 850↑を目指す
    • 留学経験を進路決定に活かす
    • 異文化交流を恐れないようにする
    • 英語学習を継続して行う

目標については、基本的にどれも達成できたのではないかと思っています(2番目、英語能力の向上に関しては少し懐疑的ですが、まあプレゼン能力は身に付いた気がしているのでよしとします)。

帰国後の抱負はこれからです。頑張っていこうと思います。TOEICの点数目標は達成してますけどね……。今のTOEICスコアが開示されたのがちょうど留学の面接が終わった次の日くらいだったはずなので、まあしょうがないです。

面接については正直あまり覚えていないです。同じ学校からはもうひとり留学希望者が居て、その人と2人で同時に面接を受けました。先生は2人いたので2対2です。記録している限りでは、以下の質問を受けました。

  • 台湾の特徴
  • 海外で安全に過ごすために心がけること
  • 英語で自己紹介

台湾の特徴について、きっと聞かれるだろうと思っていたので、言語(公用語)・宗教・半導体産業についてを回答しました。もう一人は食事におけるマナーや現地のあいさつ等に言及していたはずです。

2番目に関しては、もうひとりの人が先に指名されて、台湾の交通について回答していました。先生がけっこう深くツッコミを入れていて困っている様子を見ていたら、全く同じ質問が僕にも回ってきたので、それっぽく短い回答をして、すぐ自分の回答を使って話をずらすという技術でいい感じに回避しました。僕は「荷物を置きっぱなしにしない」という、海外旅行の定番みたいな回答を用意していたため、それを使いました。実際これはシンガポールに行ったときも気をつけていたことです。

英語の自己紹介は事前にそれがあると告知されていたので、原稿を作ってそのままそれを言いました。以下の通りです。

Hello, I’m <本名>, belong to <学校名および学科名>.
I’m interested in research on areas such as Internet of Things (IoT), Augmented Reality (AR), Virtual Reality (VR), and Human Computer Interaction (HCI).
Now I’m considering to study abroad in the future, so if I could go abroad to study in this time, I want to make the most its experience.

終わり際に、先生が「まあどうせ行けることになると思うから」みたいなことを言っていたのを覚えています。実際に1週間程度で先生から結果が通知され、その時一緒に面接を受けていた人も同様に、留学に行けることがわかりました。

というか諸々の情報から台湾留学に行こうとしている人は5人くらい居そうだと推測していたのですが、そういうわけではなかったらしいです。どうにかして蹴落とさなきゃと思ってましたが杞憂だったようです。

何をしていたのか

主に中国語の授業および研究、あと観光です。毎日07:00~07:30に起きて朝食を食べ、バスを用いて寮があるのとは別のキャンパスへ向かい、中国語の授業を受け(これは前半2週間だけで、後半は直接研究室へ向かっていました)、昼食を食べて研究室へ向かい、研究をして帰るという生活を一ヶ月間ずっと続けていました。

中国語の授業

単語を覚えることを重要視していたように感じました。出てくる単語があまりにも多すぎて覚えきれませんでした。到着一週間後くらいでようやくAnkiの環境を整備し終えたのですが、もっと早い段階で準備しておくべきだったと思っています。というか来る前に中国語に関するAnkiプラグインとか調べておくべきでした……さすがに無理難題ではありますが……。

個人的にはもうちょっと文法的なところをやってほしかったなあとちょっとだけ思っています。

研究

事前に大学に所属している研究者について調べ、IoTに関する研究をしている先生が何人か見受けられたので、IoT興味あります!!って自己紹介に書いたら、機械学習・画像処理を専門とする研究室で研究を行うことになりました。

研究内容は、乗り物前方に設置されたWebカメラから映像を取得し、OpenCVを使用して前方に存在する別の乗り物との距離をおおまかに計測してみる、というものでした。車体後方に設置されたLEDライトを基準として距離を測定するのですが、最初にLED位置を特定しようとするのではなく、まず車体の領域を特定して、その領域内からのLED検出を試みています。こうすることで、光源について「ただ明るいところを取り出す」だけで良くなって楽です。これが出来るのは車体が赤色であって、さらに風景にそこまで赤要素が多くないという前提があるからで、あまり汎用的ではないですが……。

発表資料およびソースコードを公開しています。ソースコード公開したところで動画ないと意味ないですけどね。GitHubの概要欄?に発表資料のURLがあるので、GitHubを見てください。

GitHub - watasuke102/measure-vehicle-distance: research at March, 2023 in NUU

成果発表は全て英語で行いました。準備時間を含めた発表時間は10分でしたが、予行練習時点では7分半程度でした。本番で時間を測り忘れたのを後悔しています。

Googleスライドのレーザーポインターを使おうとぼんやり思っていたものの、実際どこでどう使うかを原稿に全く書いておらず、グダグダになってしまいました。また、原稿のどこを読んでいるのかわからなくなる現象が3回ほど発生し、しかも短くない時間沈黙してしまいました。単語の読み間違いも予行練習した時より格段に多かったです。という感じで、発表は思ってたよりうまくいきませんでした。とはいえ、終わったあとでいろいろな人から発表について「わかりやすい」等の評価をもらえたのは嬉しかったです。

他の人の研究は化学系の話が非常に多く、化学が苦手な僕はあまり理解できませんでした。とはいえ、スライドの構成など、発表を見て学ぶこともあったのでよかったです。

余談ですが、なんか化学系の研究を見ると羨ましくなるんですよね。自分より圧倒的に高度なことをやっているような感覚が……。別に自分のやってる内容がつまらないとかそういうわけではないと思うんですけど、やっぱりどこかで化学に対する憧れみたいなものがあるのかもしれないです。化学苦手だけど(だからこそ?)。

観光

台北・新竹・台中に行きました。台北101というけっこう高い展望台に登ったり、デカいショッピングモールを見て回ったり、アイス食べたりしてました。

電車とかMRTとかで遠くに出かけるより、学校がある苗栗あたりをうろうろしていたことが多かったと思います。

その他

英語の勉強方法について留学中に何度か聞かれたので、良い機会だと思ってまとめました。

それから、いくつか立てた隠し目標のうち一つ、テトリスの開発を終わらせることが出来ました。まあ実装面でだいぶ妥協してますが……。

他の隠し目標として、微分方程式を完全に理解するとか色々あったのですが、流石に時間がなさすぎて何もできませんでした。

成長した気がする点

「成長した気がする」って、だいぶ曖昧な評価基準である気がしませんか?

たまに理解できる中国語に出会えるようになった

中国語では、一つの漢字が持つ読みはおおよそ一種類らしいので、知っている単語を組み合わせて読み方を特定することが出来てちょっと楽しいです。例えば、「雞肉鍋」というメニューがあって、知っている単語のうち雞排と鲁肉飯と火鍋(全て授業中にやったものです)を組み合わせて ji rou guo かなあという予測が出来ます。パズルみたいでちょっと面白かったです。

また、授業時間外に簡単な文法を勉強したり、授業では出なかったけど重要そうな単語をAnkiで覚えたりしたおかげで、簡単な文章であれば意味が若干分かるようになりました。漢字の雰囲気だけで理解できる単語は僕が思っていたよりも少なかったのですが、それでも分かるときは分かるので、雰囲気だけなら分かるみたいな文章もそこそこありました。

とはいえ本当にごく僅かで、ほとんどの文章は読めないし、台湾の人が話している内容を聞き取るなんてもってのほかでした。

でも知っている単語だけ聞き取れることはありました。たまに ri ben ren(日本人)とか聴こえてきて、あっもしかして自分のこと話してるのかな?となったりしていました。

さらに、よく聞くフレーズを覚えたりもしました。shang che(上車:乗車 バスに乗ってICカードかざした時いつもこう言っていた)とか、dui dui dui(對對對:そうそうそう 相槌とかでよく言ってるのを耳にしました、3個とは限らず何回も繰り返して言っていました)とか。

中国語は漢字という意味では全く触れたことがないわけではないものの、英語の勉強と違って義務教育で文法や単語をやっていない、本当にゼロからの学習だったため、かなり面白い経験だったように思えます。というか、義務教育って偉大なんですね。我々は英単語を当たり前のように読めるけど、これって教育を受けているからであって、現に全く教育を受けてない中国語の単語は全くといっていいほど読めないわけですから。

自分の服装に関する違和感に気付くことが出来た

他の人が撮影した動画に写っている自分を見ている時に思いました。僕は諸々が目立たない等の理由で黒ないしは暗めの色を好むのですが、動画を見たらマジで全身真っ黒でビビり散らかしました。カバンも黒、上着も黒で靴も黒!あと髪も黒で、ズボンは黒に近い灰色!w

客観視点で自分ってこんなにひどい見た目をしているのか……と本気で思いました。本当にひどすぎて動画見たその日しばらく落ち込むレベルでした。これに関しては、明るい色をした帽子を現地で購入することでギリ中和出来たように感じられたのでよかったです。良くはないですけど……。

とはいえ、気付けてよかったです。冷静になって考えると、僕は僕自身の私服姿を見ることがあんまりないんですよね。部屋にデカい鏡とかないし、他の人と私服で写真に映ることもそこまでないので。

05/04追記:留学を機に他人の服装に気を配るようになった(これも変化ですね)のですが、普通に上下で色揃えている人も多く見受けられ、それでも違和感を覚えることはありませんでした。自分のファッションセンスがないだけですね、おしまいで~す

自分が写り込んだ写真を直視できるようになった

GCC時点では不可能だったものの、いつか治したいと思っていたので、今回どうにかなって良かったです。

ちなみに何故治ったのかはわかってないです。多分もう見慣れただけなんじゃないかと思っています。皆さんが僕を撮ってくれたおかげです。ありがとうございました。

この成長は個人的には大きくて、自分の顔が写った写真を普通にGoogleフォトに追加できるようになって、思い出をより記録しやすくなった気がして嬉しいです。

Instagramというサービスに対する解像度が上がった

今回は他の人が積極的にInstagramを交換しようとしてくれたのはもちろん、自分からもできるだけ積極的に交換しようと努めた甲斐があって、かなり色々な人をフォローすることが出来ました。正直に言って、多すぎて顔と名前が一致してません。

そして、他人のInstagramの使い方を見ることが出来たおかげで、このSNSに対する解像度が上がったような気がします。トップページで右スワイプしたらストーリー投稿画面が出るみたいな操作方法の話はもちろん、他人をメンションするとか(僕は出来る限り人間をアップロードしないように気をつけていたつもりなので、メンションを使う機会はそこまで多くありませんでした)、何をストーリーとして上げるのかとか。おかげで以前と比べてだいぶInstagramに慣れてきたように感じられます。

個人的には、ストーリーにはあんまり返信とかしないのが普通だと思ってたので、台湾の人からしょっちゅう返信が届いているのを見て、もうちょっと積極的に返信してみてもよかったのかなあと思っています。ストーリーの返信、普通なんでしょうか?台湾の人がそうであるだけ?それと、なんかInstagramにはいろいろフィルターがあるらしいので、もうちょっと試してみたかったです。

それはそれとして、Instagramは楽しいSNSであると同時に、ある意味で自分には合わないとも感じました。もはや僕はTwitterの人間であって、この認識を改めることはかなり困難を極めるのだろうと思っています。Instagramは主に画像を共有するSNSであるにもかかわらず、僕はTwitterのように文章で考えを雑に共有したい人間だから、そのノリでいくと140字くらいびっしりと文字を入れたヤバストーリーを毎日数十個単位で生成する異常人間になってしまうわけです。もしかするとタイムラインから受動的に他人との交流を生成できるTwitterのような環境に甘えたいだけなのかもしれないですけどね。

とはいえ、しょうもない画像を投稿しても24時間で消えるという体験は承認欲求モンスターの僕にとってなかなか良いかもしれないです。しばらくいろいろ投稿してみようかなあと思っています。頻度は落ちそうですけどね。

途中で他の人の「親しい友達」に入れてもらったりして、ストーリーで文章をつぶやいてる人もまあ一応居るんだなと思いました。いやTwitterやってくれ〜〜

成長できなかったところ・反省点

英語力

うーん、成長したんですかね?個人的に成長をあまり感じられなかったのでここに置いてますが、もしかすると成長しているのかもしれないです。わからないです。

というか何なら退化している可能性すらあります。台湾の人の英語はもうびっくりするほど聞き取りやすくて、リスニングで苦労することはそんなになかったと思います。あと、あんまり考えずにノリで話すことが増えてしまい、let's go~とかgoodとかをとりあえず連呼するだけのbotになっていたこともありました。

留学期間を通して、実はあんまり英語を話していないんですよね。けっこう日本人の留学生と話す機会が多くて、それが楽しかったのもあってだいぶ日本語に甘えた一ヶ月だったと思っています。日本語が通じる台湾人が少なくない割合で存在していたというのも理由の一つです。

コミュニケーション能力

依然として自身のコミュニケーション能力の低さを感じてばかりでした。英語のリスニング・スピーキングはもちろん、やっぱり初対面の人と何を話せば良いのかわからないとか、どういう状況で何を話しかけにいけば良いのかわからないとか、話をどうやって繋げばいいのかわからないみたいな状況が発生してしまうのは改善できませんでした。他の人が何か話してるのが気になって聞きに行ったらお前はお呼びではないんだよみたいな雰囲気の反応をされたりもしました(当然この反応した人にどういう言う意図は一切なくて、むしろ軽率に近づいていって申し訳ないという懺悔です)。

結果こんなことも言われたりしました(リプで補足していますが、雰囲気的にほぼ間違いなく悪気はないはずです)。

人類マジで、どうやってコミュニケーション能力を身に付けているんだろう……。一生こうやってコミュニケーション能力の低さで楽しめずに後悔し続けるのかなあと思ってしまいました。

留学生のうち1人、本人曰く英語が苦手という人が居たのですが、それでも一切臆することなくめちゃくちゃ積極的に話しかけにいってジェスチャーとかでめちゃくちゃ盛り上がってて、マジですごいなあと思いました。彼からはコミュニケーションにおいて大事なことについて学ぶことが多かったと思っています。

台湾について何も知らないまま留学してしまった

ごめんなさい……

台湾の歴史や地名についてもっとしっかり調べておくべきでした。特に地名は、知っていれば台湾の人との会話が弾みそうだと思った(実際それで話している人も多かった)上、行きたい場所を考えるのにも有用であるため、ちゃんと事前調査をすべきだったなあと思います。

名刺を作っておけばよかった

初日に台湾の人から名刺を渡された時、GCCで名刺を作っておけばよかったと後悔したのを思い出しました。またやらかした〜〜〜〜!作っておけばよかった……会った人にとりあえず配りたかった……。そろそろ作ります……。

忘れ物が多すぎた

辞書・単語帳・モバイルバッテリー・ハンガー(現地で購入しました)・シャンプー等(同じ部屋の人に借りました)・帽子・上着を持ってくればよかったです。

台湾に行く時にやるべきこと

台湾はとても良い場所です。留学であれ旅行であれ、かなりおすすめです。

もしあなたが台湾に渡航することを考えている・あるいは渡航することが決定している場合、とりあえず中国語を勉強することは良いことだと思います。

それから、留学する場合でも、旅行用のガイドブックみたいなやつを買っておいたほうが良いと思います。シンガポールのときもちょっと思いましたが、観光地とかは知っておいたほうが色々特だと思います。多分。

それと、電車の時間を探すときは、それっぽいアプリを入れたほうが良いです。僕はGoogleマップでやろうとしましたが、やっぱり時刻表が表示されるアプリのほうが便利です。

04/13追記:ポケットティッシュをいくつか持っていきましょう。トイレットペーパーが置いていないトイレがあるからです。それと、小さめの水筒があると幸せになれるかもしれないです。いろいろな場所にウォーターサーバーが設置してあります。

中国語の勉強

基本の基本みたいな文法をざっくり学んで、後はひたすら単語をやりましょう。

僕は文法をChienese Grammer Wikiで学びました。「A1 grammer points」というのがおそらく最も基本的な文法で、ここらへんを何度か見て回ったらかなり良いのではないでしょうか。

A1 grammar points - Chinese Grammar Wiki

単語については、僕はAnki信者なのでこれでしか語れません。中国語の資格としてHSK(汉语水平考试; Hanyu Shuiping Kaoshiの略らしい 今初めて知りました)というものがあり、これに関する単語帳が良いのではないでしょうか。僕は以下のデッキを少しだけやりました。

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ただし、このデッキには音声がありません。自分で音声を追加しましょう。くれぐれも音声無しでやろうとしないでください。ピンインだけではなかなか発音をイメージできなくて大変だからです。僕が中国語を勉強していたモチベが「会話をするため」だった故かもしれませんが、まあ正しい発音を覚えるのは大事なので、音声は用意するべきだと思います。

僕はAwesomeTTSを使っていました。色々試した結果、個人的にはGoogle翻訳の音声が一番正しい可能性が高い+聞き取りやすいと感じました。が、APIの制約上、音声生成にかなり時間がかかるので、覚悟しておいてください。

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使い方についてはこの記事では解説しません。てきとうに出来ると思います。わからなかったらDMかなんかで聞いてください。

05/04追記:Duolingoも悪くないと思います。ちゃんと発音を聞ける(あんまりピンインを意識できないような気もしますが)し、シチュエーションに応じたフレーズをいくつか学ぶことができるからです。中国語→日本語もあれば日本語→中国語もあるので、理解してるかどうかがわかりやすいような気がします。ただし覚えられる単語の数については期待しないほうが良いでしょう。

出費

今回の留学に関する出費についてですが、正直よくわかっていません。シンガポールのときと同じように、最初に換金した金額から最後に残った金額を引けばわかるだろと思っていたのですが、デビットカードを用いて何度かお金を引き出したり、他の人から日本円を貰ってカードで引き出した台湾ドルを渡したりとか色々して、結局いくら使ったのか正確に記録できていません。初日からちゃんとつけておくべきだったなあと反省しています(すべて記録するにはちょっと出費の頻度が多くて大変そうですが……)。

まず最初、台湾渡航前に用意したのが TW $18,000 で、そのうち TW $9,862 が授業料等で、その後にカードを用いて合計 TW $3,700ほど引き出しており、最終的に TW $500 余ったから、18,000 + 3,700 - 9,862 - 500 = 11,338?

およそ5万円?らしいです。加えて、デビットカードで1万円ほど使っているため、おおよそ6万円という計算で良いかと思います。ちなみに航空機代および空港までの交通費は入れていません。

なんか思ったより使ってますね……。シンガポールのときは1週間で15kくらいだったので、まあそれの4倍と思えばそれはそうなのかもしれません。今回はシンガポールの時と違って食費をほぼ全て自分で出していたのもあるかもしれないです。

という感じで、シンガポールの時いまいち輝かなかったJCBのデビットカードが大活躍してくれました。これがなければ詰んでいたと思います。ありがとう……。もう解約するつもりだけど……。みなさんも海外に行く前にはカードを作っておきましょう。クレジットカードならキャッシングを設定しておくべきらしいです。

04/05追記:物価についてですが、まあおおよそ日本と同じな気がします。正直、普段物を買うことが少なすぎて、全然わからないです……。

コンビニで比較すると、鮭おにぎりは$45でおよそ200円程度ですが、日本(ファミマ)だと165円です。肉まんは台湾 $32 でおよそ140円程度、日本でも140円です。

ただし、お酒に関しては日本のほうが安いです。台湾だと日本で売っているのと全く同じ商品が$45~70(¥200~300)くらいですが、日本だと150円くらいらしいです。

「台湾」という国について

いい国です。マジで。

食べ物が美味しい

なんか他の人が調べたところによると、世界の「食べ物が美味しい国ランキング」で1位だとかなんとからしいです。実際かなり美味しかったです。

個人的に最も美味しかったのは魯肉飯です。信の魯肉飯という店の魯肉飯が一番美味しかったです。肉も米もめちゃくちゃやわらかくて、一緒についてくる目玉焼きも合わせて食べることで最強になります。もうちょっといろんな店の魯肉飯を食べてみたかったです。

次点でよくわからないけど台北で食べた麺(たぶん「阿宗麺線」です)が良かったです。魚介の出汁がけっこう強くて良いです。嫌いでなければパクチーを入れて食べてみることをおすすめします。あと、辛いソースを後から自分で入れることができます。おすすめですが、入れすぎないようにしましょう。

それから、大根から作られた餅こと蘿蔔糕(luo bo gao)も美味しかったです。なんて言えば良いのかわからないのですが、塩胡椒あるいは粘度のある醤油みたいなやつと一緒に食べるとおいしいです(甘い系ではない)。

苗栗駅前のナイトマーケットで買ったスイートポテトボールみたいなやつ?も美味しかったです。いちご味と紫芋味?がおすすめです。

あと回転寿司にも行きました。見たことないものばっかりで面白かったです。オクラが皿に載って流れてきたのが一番面白かったかもしれないです。でも味噌汁は全く変わっていない、日本で普通に出てもおかしくないものでした。マグロとサーモンは日本のほうが旨味があって美味しいと思います。

また、台湾にはけっこう飲み物屋?がいっぱいあります。たいていの飲み物が甘くて、店で売っている緑茶ですら甘くて驚きました。店と商品によっては甘さの段階と氷の量を調節することができます。けっこう当たり前のように甘さ調節が出来るのが少し興味深かったです。

KEBUKE(可不可)という店の胭脂多多(ヤクルトもも紅茶)が一番美味しかったです。2回飲みました。それと同じくらい喫茶小鋪という店の愛荔波波(ライチ紅茶とLactate Jelly?なんですかこれは)も美味しかったです。もう一回飲みたかったです。

あと黒糖珍珠奶茶あるいは黒糖珍珠鮮奶(珍珠はタピオカ・奶茶はミルクティー・鮮奶は牛乳)も美味しかったです。最終日ごろに飲んだミルクチョコレートに至ってはもう甘さ調節以外のどこにも台湾要素がないですが、まあ美味しかったです。

温度差がヤバい

渡航した直後はだいぶ寒かったのですが、しばらく経つと暖かくなってきました。と思ったらいきなり寒くなってしまって、でも数日でまた暖かくなって……と、寒くなったり暖かくなったりを繰り返していました。で、寒いときは冬みたいにめちゃくちゃ寒くて、暑いときは夏と言ってもいいほど暑くて、結果として温度差がかなり大きかったと思います。ちょうどキャンプに行くその日に雨が降って、ものすごく寒くて本当に大変でした。

体調を崩していた人もちらほら居たらしいです。上着はたくさん持っていきましょう。それと風邪薬も持って行ったほうが良いと思います。

英語が通用しない

まあ公用語じゃないから当然かもしれませんが。世界共通語こと英語さえ多少できればどうにかやっていける、そう思ってませんか?正直僕は思っていました。全くそんなことはなくて、大学生でも一部を除いて英語でコミュニケーションをとるのはかなり難しかったです。

食事に行って何かを注文しようとしたとき、まずメニューはわからないし、それっぽいものに印をつけて渡すとか指差しで注文するとかすると、向こうがこちらに何かを言っていて、でも何も分からなくてどうしよう〜〜となっていたことも多かったです。指差し・ジェスチャー・Google翻訳がなければ人生詰んでましたね。特に指差しには助けられました。iPadでメニューの写真撮って指差し注文したらだいたい上手くいきます。

日本との関係が強い気がする

日本語を話せる人間がかなり多く、しかも中には英語より日本語のほうが得意という人もちらほらいてマジでビビりました。実際、話せる人間はめちゃくちゃ上手な日本語を話していました。もちろん個人差がありましたが、上手な人は本当に上手でした。なんというか、非ネイティブの人にありがちな文法の使い方?や、少しズレた単語の選び方などが非常に少なく、イントネーションもネイティブと同等レベルの高さで、ここまで日本語上手な非ネイティブって存在するのかと驚きました。もう本当に日本人と話している気持ちでした。というか初対面の時点では日本人だと思っていました。

話を聞く限り、日本語を話せなくても日本に興味がある人は本当に多くて、その全てがアニメや漫画を理由としたものでした。GCCのときも思いましたが、アニメ・漫画みたいな日本の創作文化って、本当に世界と日本の架け橋になっているんだなと感じています。

それから、日本の商品がたくさん置いてありました。例えば、コンビニにおいてあるお酒はほとんどが日本のものでしたし、日本でよく見るカップラーメンとかお菓子とかがけっこう普通においてあって、面白かったです。シンガポールの時もこんな感じだった気がするので、日本とかいう国は(少なくともアジアの中では)かなり影響力が強い国なのかもしれません。

みんな優しい

だいぶ雑な感想ですが、本当に優しかったです。外で食べ物とか飲み物とか買ってきてくれたり、積極的にいろいろ話しかけてくれたり、バイクに乗せていろいろなところに連れていってくれたり、日本人ということでサービスしてくれたり、おみやげをたくさんくれたり、お別れのときにはかなりの長文でメッセージカードをくれたり……。あまりにも多すぎて、もはや列挙できません。

交通がかなり危険

噂には聞いていたのですが、想像の何倍も危険でした。歩行者が目の前にいるのに普通に走ってきたり、バスも扉が閉まり切る前に発車するし……過ごしててヒヤッとすることがだいぶ多かったです。もし台湾に行くことを考えている場合、くれぐれも死なないようにしましょうね。

モーターサイクル(バイク)の割合がめちゃくちゃ高い

本当にびっくりするほど多いです。道路にも、バイク専用の領域が当たり前のように用意されていて、文化だなあと思いました。

何度か後ろに乗せてもらうことができました。最初に乗ったときは60km/hでも怖かったのに、今となっては100km/hくらいじゃないと満足できない体になってしまいました。かなりいい体験でした。タダでバイクの免許取れるなら今からでも取りたいと思うことができました。こんな書き方するとあんまり楽しくなかったみたいだな……

恋愛関係に関する文化

全体的にカップルが多い印象があるというか、街中でいちゃつきながら歩いているカップルがだいぶ多いなと思いました。最初の方はまあ大学の中だしカップルでいちゃついててもおかしくないよな〜と思っていましたが、街に降りてもそういう人がけっこう居て、もうこれは国としての文化なんだなあと感じました。

ただ単純に日本で普段人が少ないところにいるせいで知らないだけかもしれませんが。

台湾の人からパートナーはお互いの行動を束縛できない(例えば他の女と話すなとかそういうやつ)とか、異性間で食べ物をシェアするのはカップルだけとか、告白は普通のデートにロマンチックな場所(夕焼け見に行くとか)を取り入れて、スキンシップを試してみて拒否されなければみたいな話とか、台湾には「友達以上恋人未満」という関係性を表す言葉がほぼ同じ漢字の羅列で存在するとか、そういう恋愛に関する話をいろいろ聞くことが出来ました。

これ以外にも、日本人も含め、他人の恋愛に関する話をいろいろと聞くことが出来て、自身の恋愛に関する価値観を成長させることが出来たように感じています。成長させたところで何の意味も無いんですけどね。結局僕はこの自身で決定した価値観に沿って行動することができないカスなので……。

寮の設備が微妙

借りている分際で申し訳ないですが、ちょっと微妙でした。ドアに鍵はかからないし、Wi-Fiはないし、極めつけにシャワーの温度調節が死ぬほど難しかったです。PWM制御みたいにぬるいお湯とあつすぎるお湯を交互に出して頑張ったりもしていました。

Wi-Fiがない問題については、キャンパス内に設置されているベンチで学校のWi-Fiが使えたため、温度的に問題がない日はけっこうこれを活用していました。ここで座っていると通りすがりの色んな人に話しかけてもらえたりしたので、良かったです。

その他、雑なまとめ

Go Proが羨ましかった

留学生のうち一人がGo Proを持ってきていて(レンタルしたやつらしいです)、ずっと動画撮っててちょっとうらやましいなあと思いました。iPadだとデカくてずっと撮影するのは大変だし、Go Proのような手ぶれ補正もないので、これあったら便利だっただろうなあと思っています。

データ通信量

留学にあたって、30日間12GBまで使えるSIMを購入して行きました。到着後4日で3GB消費して、もう間に合わねえ!!!と思ってめちゃくちゃデータを節約した結果、最終日までに使った容量はおよそ6.24GBです。ちょっと節約しすぎました。

テザリングはヤバいんだなと思いました。この「到着後4日で3GB」はほぼ全てテザリングです。というかずっと思ってるけどiPadでアクセスポイントをLow data modeに設定するのって何か変わるんですかね?体感としては何も変わらないように思えてしまいます……。

他の留学生(複数)に「なんでそんなパソコン詳しそうなのに通信容量の計算ガバガバなの」とか言われてしまいました。普段外に出ないから一ヶ月に数GB使うなんて考えてなかったし(日本にいるときは基本1ヶ月で1GB使うかどうか程度です)、通信容量のこと考えるようになってまだ1年だし、そもそも外出先でInstagramするなんて経験はこれが初めてだったし……。

他人に認識してもらえるということ

僕は留学期間中ほぼ毎日、学生食堂での朝食の様子をストーリーに投稿していました。けっこう色々な人が食べている物について反応してくれたり、「お前は台湾の食事楽しんでそうだよな」とか、「わたすけって誰よりも食事を楽しんでそうだよね」とか言ってくれたりして、なんかちょっと嬉しかったです。

話を聞く限り、僕の初対面の印象はほぼ一貫して「真面目でおとなしいタイプ」らしいです。関わるにつれてこのイメージが崩壊していって面白かったらしいです。コミュ障すぎて初対面の人に絡めないからこういう評価をされるんでしょうか……。

他の日本人留学生について

今回の留学プログラムでは、僕を含め13人が参加しました。一部の人とはあまり関わる機会がありませんでしたが、色々な人と色々な話が出来てよかったです。西から東までだいぶ広い範囲のいろいろな高専生が集まっていて、いろいろな高専の話を聞くことができました。

こんな人数居たのにマジで全員が良い人過ぎてほんとうによかったです。これだけ人数居たらあんまり気が合わない人も居るかもと思っていましたが、別にそんなことはなかったです。ただ僕が前述の通りのコミュ障で他人に迷惑をかけていなかったかだけが気がかりです。

「あんまり気が合わない人」は居なかったとはいえ、価値観の相違は発生しました。僕はその価値観の差について議論したかったけど、向こうはそんなことしても無駄と考えて話が終わるということがありました。留学に関係なく前から考えていましたが、一般人って多分基本的に議論をしたがらないんだろうなと改めて思いました。気をつけます……。

出身学科としては機械・物質(化学?環境?すみませんこのあたりわかってないです)・建築の人間ばかりで、情報系は一人でした。なんで?????日本人の誰ともプログラミングの話を対等に出来ませんでした……。まあ別に必ずしも対等である必要なんてなくて、Flutterのステートに関する概念を教える機会があったのは嬉しかったですけどね。

全体的に音楽を聞くのが好きな人が揃っていた印象を受けました。僕はそれこそ社会現象レベルで人気になったJ-POPとか、Spotifyがおすすめしてくれる曲を除いて全く知らないので、他の人が音楽フェスがどうだとか、このアーティストがどうだとか、この曲知ってる〜とか、そういう話で盛り上がってるのをただ横で見つめることしか出来ませんでした。あと、なぜか日本の曲が入っているカラオケに2回くらい行ったのですが、周りが歌ってる曲みんな知ってそうな反応なのに僕だけ知らないみたいな状況が発生していました。僕はボカロしかわかりません……(他の人にはクラシック聞いてそうって言われました そんなことある?ちょっと意外でした)。そもそもなんであれだけの人数居て同じ音楽の話が出来るんですか?

情報系という閉じた空間から一歩出たらこんなに違うものなんですね(情報系関係ないかもしれませんが)。一般というレールから外れた自分を冷ややかに見ている気持ちにすらなっていました。

04/05追記:参加した学生としては3年生が一番多かったのですが、僕がよく関わっていた人はほぼ年上でした。個人的に驚いたのはドクターまで進みたい~と言っている4年生が居たことです。僕が普段クラスの人間と話すとき、高専を出ると準学士で~みたいな感じで学位まわりの説明を毎回のようにしており、それ故にさらりと学位の話が出てきたのは驚きでした。誰も学位のこと興味ねえんだろうなという偏見がありすぎて「もしかして医者のほうですか?」とか聞いてしまいました。というか博士課程まで進もうとしていて、しかもそれを周りに公言できるのがすごいですよね。僕には出来ないです……。

「人生の追跡」に関して

「人生の追跡」 というScrapboxにある通り、僕は記憶力が弱いので、日記とか写真とかで記憶をしようと試みています。

今回Googleフォトのアルバムに追加した写真・動画は合計1,445本らしいです。途中でGoogleフォトの容量がなくなりました。自分で撮ったものがほとんどですが、他の人が写真を撮っているところに積極的に入り込んで、その画像をもらって追加したりもしていました。

そして、日記も書いていました。普段は面白いことがないから書くことがあんまりない日記ですが、今回は本当に毎日の出来事が多くて、大量の日記を書いていました。Wi-Fiがなくて、画像を全く貼れなかったのがちょっと残念です。

03/04~04/01の期間で約95,503文字の日記を生産したらしいです。原稿用紙238枚分!?最も長い日記は1日で6,079文字、最も短い日記は887文字でした。日記を書くのに毎日45分~1時間近くかけていて、でも楽しかったです。文字書くのマジで好きだなあと感じました。

さらに雑

  • コンビニ(ファミマとセブン)に煮玉子みたいなやつが当たり前のようにおいてあってちょっと面白かったです
  • 研究室の機材は大部分がASUSで、さすが台湾だなと思いました
  • iPhoneユーザーがそこそこ多く、AssistiveTouchを有効化している人が多い印象を受けました。理由を聞こうと思ったのですが聞きそびれてしまいました
  • 絶対体重増えるだろうなあと思っていましたが、測ってみたら1.9kg増えていました。ヤバ……
  • 3月の平均睡眠時間は04:47だそうです
  • 初めてオールしましたが、二度としたくないです
  • 入眠時間がバラバラだったにもかかわらず、ほぼ毎日7時あたりに起きることが出来ました。なんででしょうね
  • なぜかバレーを頻繁にしていました。バレーは正直好きではないのですが、やってて楽しかったです
  • 後半の方はだいぶメンタルがやられていて本当に大変でした。留学まったく関係ない人間関係の悩みだったので特に長々と書くつもりはないですが、こういう時になんでも相談できる人間を用意できるならしておいたほうが良いと思います
  • 台湾では18歳からお酒を飲めるらしいですね。それと、今回の日本人留学生は全員18歳以上だったらしいです

まとめ

正直に言うと、僕は台湾に来る数週間前にシンガポールに行って、(反省や後悔も多かったものの)非常に楽しい経験をすることが出来ており、故に今回の台湾留学がそれを超えることはないんじゃないかなあと思っていました。この考えは到着後一瞬で吹き飛びました。色々な人間・場所・食べ物・価値観に触れることが出来て非常に楽しかったです。特に到着してからの2週間は、一日一日が本当に濃密で楽しかったです。この18年間生きてきて、間違いなく最も良い経験をすることができた1ヶ月間でした。

とにかく関わってくれた全ての人間に対する感謝でいっぱいです。色々な人から、物理的なものに限らず色々なものをもらうことが出来ました。この経験を活かして、これからも努力して生きていきたいと思います。

ここまで台湾をベタ褒めしてきて言うことじゃないかもしれませんが、次に行くとすれば英語圏に行きたいです。マジで周りの人間みんな「もう一度台湾に行きたい」って言ってる中で申し訳ないですが……

書ききれた気がしないので、じわじわ追記するかもしれないです。

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わたすけ

高専生 プログラミングでツールを作ったりLinux触ったりゲームしたりしてる
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留学した理由応募について何をしていたのか中国語の授業研究観光その他成長した気がする点たまに理解できる中国語に出会えるようになった自分の服装に関する違和感に気付くことが出来た自分が写り込んだ写真を直視できるようになったInstagramというサービスに対する解像度が上がった成長できなかったところ・反省点英語力コミュニケーション能力台湾について何も知らないまま留学してしまった名刺を作っておけばよかった忘れ物が多すぎた台湾に行く時にやるべきこと中国語の勉強出費「台湾」という国について食べ物が美味しい温度差がヤバい英語が通用しない日本との関係が強い気がするみんな優しい交通がかなり危険モーターサイクル(バイク)の割合がめちゃくちゃ高い恋愛関係に関する文化寮の設備が微妙その他、雑なまとめGo Proが羨ましかったデータ通信量他人に認識してもらえるということ他の日本人留学生について「人生の追跡」に関してさらに雑まとめ